慶應義塾大学病院 総合診療科 公式ページ http://www.keio-generalmed.com 慶應義塾大学病院 総合診療科公式ページ Mon, 25 Mar 2024 09:33:12 +0000 ja hourly 1 http://www.keio-generalmed.com/wp/wp-content/uploads/2018/09/cropped-img01-1-32x32.png 慶應義塾大学病院 総合診療科 公式ページ http://www.keio-generalmed.com 32 32 医局秘書募集のお知らせ http://www.keio-generalmed.com/archives/909 Mon, 25 Mar 2024 09:33:12 +0000 http://www.keio-generalmed.com/?p=909 私たちは、秘書職員として加わってくれる新しいメンバーを探しています。 以下、募集に関する詳細情報をご案内いたします。 募集条件 時給:1100円~1300円(相談に応じます) 勤務日数:週2-3日(月曜、木曜、金曜を希望 >>続きを読む

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私たちは、秘書職員として加わってくれる新しいメンバーを探しています。
以下、募集に関する詳細情報をご案内いたします。

募集条件
時給:1100円~1300円(相談に応じます)
勤務日数:週2-3日(月曜、木曜、金曜を希望。ただし、調整可能)
勤務時間:9時~17時の間で4時間以上から(時間は応相談、1日最低4時間以上)
交通費:支給について検討中
社会保険:なし
学歴要件:大学卒以上(修士や博士の学生も応相談)
パソコンスキル:Excel、Word、Power Point、メール等の基本スキル必須。ホームページ関連スキルがあれば尚可。
英語力:特に必要ありませんが、年に数回、海外からの学生との対応が発生する可能性があります。
主な業務内容:総合診療科専攻医の事務管理、非常勤講師の事務管理、研究費の管理、郵送書類の取り扱い、リネン等の対応。
勤務期間:1年以上を希望(相談可能)
採用開始予定日:2024年4月1日
応募方法
興味のある方は、履歴書と職務経歴書をkeiogm1@gmail.comまでメールにてご送付ください。書類選考を通過された方には追って面接のご案内を差し上げます。

私たちは、チームの一員として共に成長し、貢献して頂ける方を心待ちにしています。多様なスキルを持った方々のご応募をお待ちしております。

 

総合診療教育センター長

春田淳志

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第14回KEIOジェネラリストセミナー開催 http://www.keio-generalmed.com/archives/905 Tue, 05 Mar 2024 22:48:32 +0000 http://www.keio-generalmed.com/?p=905 本日は第14回KEIOジェネラリストセミナーのご案内をさせていただきます。 「 デジタル時代の勉強術  」というテーマで当科助教 安藤崇之医師が講師としてお話しさせて頂きます。 また、今回はセミナー後に当科の後期研修プロ >>続きを読む

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本日は第14回KEIOジェネラリストセミナーのご案内をさせていただきます。
「 デジタル時代の勉強術  」というテーマで当科助教 安藤崇之医師が講師としてお話しさせて頂きます。
また、今回はセミナー後に当科の後期研修プログラムにご興味のある方を対象にプログラムの説明会も行おうと思っております。
セミナーのみの参加も大歓迎です!
なんとなく総合診療のプログラムに興味があるかも?程度でもご参加いただけます!

是非、みなさまご参加ください!
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第14回KEIOジェネラリストセミナー
■2024年3月21日(木)19:00~20:00
 テーマ「 デジタル時代の勉強術   」
 ※セミナー後後期研修プログラムの説明会を行います。

医学は加速度的に進歩しています。その進歩に取り残されないように医師は勉強し続ける必要があります。

しかし「教科書を読む」だけでは時代に取り残されてしまうかもしれません。

この変化の早いデジタル時代についていくための勉強方法を解説します!最新のアプリやサービスなども紹介します。

■対象:医師 ・コメディカル・学生ももちろん可
■参加費:無料

■お申込み:下記のウェビナー登録リンクよりお申込みください
https://keio-univ.zoom.us/webinar/register/WN_4FQKrJLLTPuH-wFUgQgfBw

■参加方法:上記登録頂けますとウェビナー参加リンクが送られてきます
■お申込みは当日まで可能です!
ご不明点等ございましたら、keiogm1@gmail.comまでお問い合わせください。
是非ご参加ください!!!

 

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【第12回KEIOジェネラリストセミナー 講師:柴崎俊一 先生】10月5日(木)19時~ http://www.keio-generalmed.com/archives/896 Thu, 14 Sep 2023 04:40:11 +0000 http://www.keio-generalmed.com/?p=896 第12回KEIOジェネラリストセミナーを開催いたします。 今回は「研修医のための“誤診”学 ~当直の“護身”に特化して、やばいBig 10のピットフォール伝えます~」 というテーマで、 ひたちなか総合病院 総合内科主任医 >>続きを読む

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第12回KEIOジェネラリストセミナーを開催いたします。
今回は「研修医のための“誤診”学 ~当直の“護身”に特化して、やばいBig 10のピットフォール伝えます~」
というテーマで、
ひたちなか総合病院 総合内科主任医長 兼 救急センター長 柴崎俊一 先生にご講演頂きます。
 
~柴崎俊一 先生略歴~
ひたちなか総合病院 総合内科主任医長 兼 救急センター長。2010年筑波大学を卒業。諏訪中央病院初期研修・内科後期研修・腎透析糖尿病科勤務を経て、2017年4月よりひたちなか総合病院に赴任。2023年4月より現職

研修医・若手医師の皆さんに切実な問題:当直。
誤診しやすい様々な状況が揃っている当直。誤診で怖い思い、避けたいですよね。
今回、難しい病気は一切抜き!「Commonだけど見逃すとCriticalになる、誤診しやすい疾患」だけにフォーカスをあて、あなたも患者も護るコツを共有します。
 

第12回KEIOジェネラリストセミナー

日時:2023年10月5日(木)19:00~20:00

参加方法:zoom(お申し込み後、当日のzoomのアドレスをメールにてお知らせいたします)

申し込み:グーグルフォームより→https://forms.gle/teenJeDdAcWAJcWs9

     ※申し込み締め切りは10月2日(月)まで

問い合せ:keiogm1@gmail.com

講師:ひたちなか総合病院 総合内科主任医長 兼 救急センター長 柴崎俊一 先生

テーマ:「研修医のための“誤診”学 ~当直の“護身”に特化して、やばいBig 10のピットフォール伝えます~」

みなさま是非奮ってご参加ください!

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【第11回KEIOジェネラリストセミナー講師:須田万勢先生】開催のお知らせ http://www.keio-generalmed.com/archives/888 Fri, 04 Aug 2023 07:02:51 +0000 http://www.keio-generalmed.com/?p=888 第11回KEIOジェネラリストセミナーを2023年8月30日(水)18:00~19:00にて開催いたします。 今回は“痛み探偵の事件簿 炎症?非炎症?古今東西の医学を駆使して筋骨格痛の真犯人を暴け!”の著者である諏訪中央 >>続きを読む

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第11回KEIOジェネラリストセミナーを2023年8月30日(水)18:00~19:00にて開催いたします。

今回は“痛み探偵の事件簿 炎症?非炎症?古今東西の医学を駆使して筋骨格痛の真犯人を暴け!”の著者である諏訪中央病院リウマチ膠原病内科医長 須田万勢 先生を講師にお招きし、

その痛み、本当に『痛み止め』で解決できますか?〜痛み診療におけるハイドロリリースの使い所」というテーマで、お話しいただきます。

第11回KEIOジェネラリストセミナー

日時:2023年8月30日(水)18:00~19:00

参加方法:zoom(お申し込み後、当日のzoomのアドレスをメールにてお知らせいたします)

申し込み:グーグルフォームより→https://forms.gle/1RRAWaDvdbTioWBh8

     ※申し込み締め切りは8月27日(日)まで

問い合せ:keiogm1@gmail.com

講師:諏訪中央病院リウマチ膠原病内科医長 須田万勢 先生

テーマ:その痛み、本当に『痛み止め』で解決できますか?〜痛み診療におけるハイドロリリースの使い所」

検査で異常がないのに、肩周りや腰の痛みを訴える患者さん、よく見ますよね。「とりあえず『痛み止め』を処方して、様子を見よう」

…そんな場面、日常診療でありませんか?
今回は、痛み診療・ハイドロリリースについて解説していただきます。

是非、奮ってご参加ください!

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当科の講師平橋淳一医師がクラッシュ症候群からの救命を可能とする治療ペプチドを開発したことを報告する論文を発表いたしました http://www.keio-generalmed.com/archives/873 Fri, 04 Aug 2023 06:50:19 +0000 http://www.keio-generalmed.com/?p=873  当科平橋淳一専任講師は、東京薬科大学および共立女子大学との共同研究により、地震災害などで致死的病態をもたらすことで知られるクラッシュ症候群からの救命を可能とする治療ペプチドを開発したことを報告しました。クラッシュ症候群 >>続きを読む

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 当科平橋淳一専任講師は、東京薬科大学および共立女子大学との共同研究により、地震災害などで致死的病態をもたらすことで知られるクラッシュ症候群からの救命を可能とする治療ペプチドを開発したことを報告しました。クラッシュ症候群では骨格筋の圧迫で横紋筋融解症による急性腎障害を引き起こし、多くの生命が奪われることは世界の幾多の地震災害おいて知られてきました。

現在の治療選択肢は迅速な大量輸液や血液透析など専門的医療施設で施行されるものに限られ、被災現場で簡便に実行可能な治療法の開発が重要な課題とされてきました。研究グループはこれまでの炎症と免疫に関する研究成果をもとに、クラッシュ症候群から救命可能な新規治療ペプチドの創製に成功しました。

 研究者らは、これまで横紋筋融解症に続発する急性腎障害発生機序に白血球細胞外トラップ現象(ETs)という自然免疫機構の制御不全があること、生体内多機能タンパクで初乳の成分として知られるラクトフェリンおよびその誘導体がETs制御機能を有することを報告してきました。ラクトフェリンをより低分子化して製剤化するために構造活性相関研究を展開し、クラッシュ症候群モデルマウスの生体内で強力な治療活性を有するペプチド誘導体M10Hse(Me)を構築しました。今後、この新規ペプチドの薬物動態や安全性が評価されることにより、ヒトのクラッシュ症候群の治療薬へと開発が進むことが期待されます。

本研究成果は、2023年6月5日英文速報誌Biochemical and Biophysical Research Communications (BBRC) online版に発表となりました。

HP 平橋論文報告

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2024年度入局説明会を開催いたします! http://www.keio-generalmed.com/archives/878 Fri, 14 Jul 2023 07:29:54 +0000 http://www.keio-generalmed.com/?p=878 この度、2024年度入局説明会を開催いたします。 当科の入局希望をご検討の方は是非ご参加ください! 当日は全体説明会の他に入局希望の方へ個別相談を予定しております。 日時:2023年8月10日(木)19:00~ 場所:慶 >>続きを読む

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この度、2024年度入局説明会を開催いたします。

当科の入局希望をご検討の方は是非ご参加ください!

当日は全体説明会の他に入局希望の方へ個別相談を予定しております。

日時:2023年8月10日(木)19:00~

場所:慶應義塾大学病院(医学部信濃町キャンパス)

   総合医科学研究棟5階(詳細はお申込みいただきましたらメールにてお知らせします)

お申込みはこちらのGoogleフォームhttps://forms.gle/nU3hNkUw2FTSvWrF7

もしくは下記ポスターのQRコードよりお願いいたします!

 

 

 

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2023/07/09 合同説明会開催報告 http://www.keio-generalmed.com/archives/867 Mon, 10 Jul 2023 01:36:56 +0000 http://www.keio-generalmed.com/?p=867 慶應総合診療科と河北ファミリークリニック南阿佐谷、CFMDレジデンシー東京、王子生協病院で合同研修説明会を開催しました。 4プログラムのそれぞれの特徴を説明いただきました。 どのプログラムの魅力的ですし、都内で総合診療を >>続きを読む

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慶應総合診療科と河北ファミリークリニック南阿佐谷、CFMDレジデンシー東京、王子生協病院で合同研修説明会を開催しました。

4プログラムのそれぞれの特徴を説明いただきました。

どのプログラムの魅力的ですし、都内で総合診療を目指す方にはおすすめです。

また、特別対談として「都市部の総合診療」について春田センター長、藤沼先生、高橋先生で座談会をしました。

高橋先生、藤沼先生が総合診療医になるまでのキャリアを紹介してもらいつつ、「都市部の総合診療の役割」について議論しました。

 

都市部は、お互いの住んでいる環境が非常に見えにくい構造になっているという話が印象的でした。

参加者からも「都会での総合診療医の地位は?」「臓器別専門医がたくさんいる中での連携は?」などとたくさん質問を頂きました。

 

慶應の総合診療科では、他の研修施設と連携しながら都市部のプライマリ・ケアを担う総合診療医の育成に取り組んでいきます。

 

ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

来年も開催したいと思いますので、ぜひ当科のHPやSNSをフォローお願いします。

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【第14回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会2023】助教安藤崇之先生が日野原賞を受賞 http://www.keio-generalmed.com/archives/861 Mon, 26 Jun 2023 01:56:09 +0000 http://www.keio-generalmed.com/?p=861 2023年5月12-14日に名古屋で開催されました【第14回日本プライマリ・ケア連合学会】において当科助教 安藤崇之先生(92回生)が「ケアの分断が⾃⽴した超⾼齢者の総死亡率や処⽅、医療費に及ぼす影響」の演題で日野原賞を >>続きを読む

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2023年5月12-14日に名古屋で開催されました【第14回日本プライマリ・ケア連合学会】において当科助教 安藤崇之先生(92回生)が「ケアの分断が⾃⽴した超⾼齢者の総死亡率や処⽅、医療費に及ぼす影響」の演題で日野原賞を受賞いたしました。

本賞は⽇野原重明先⽣の業績を顕彰するために設けられた賞であり、プライマリ・ケア領域の研究の発展を担う次世代の若⼿研究者の中で最も質の⾼い臨床研究を実施し発表した者として表彰されました。

安藤先生は、慶應義塾と川崎市が共同で実施している川崎ウェルビーイング・プロジェクトのコホート研究のデータを用い、自立した85歳以上の高齢者において、複数の医療機関の通院によるケアの分断が臨床アウトカムに与える影響を綿密に調査。その結果、ケアの分断は,外来医療費の増加やポリファーマシーの発生と関連していることを示し、さらにMultimorbidity(多疾患併存)患者ではその併存疾患の数によって死亡率への影響が異なることを示しました。安藤先生は、2022年にBMJ Open誌にMultimorbidityと主観的健康観、人生満足度との関連を報告し、その研究をさらに発展させたことが今回の受賞につながることとなりました。

本研究は、超高齢化社会における医療制度の設計において重要なエビデンスとなることが期待されます。

安藤先生、おめでとうございます!

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第10回Keioジェネラリストセミナー開催報告 http://www.keio-generalmed.com/archives/859 Thu, 22 Jun 2023 12:00:23 +0000 http://www.keio-generalmed.com/?p=859 2023年6月22日に第10回KeioジェネラリストセミナーをWeb開催しました。 記念すべき第10回は、当センター長の春田淳志教授から「令和4年度医学教育モデル・コア・カリキュラムに追加された「総合」の学び方」について >>続きを読む

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2023年6月22日に第10回KeioジェネラリストセミナーをWeb開催しました。

記念すべき第10回は、当センター長の春田淳志教授から「令和4年度医学教育モデル・コア・カリキュラムに追加された「総合」の学び方」についてご講演いただきました。

後半は、医学部を学ぶ際の脳のメカニズムに関して最近明らかになっている理論やモデルについてご解説頂きました。

認知的柔軟性理論が、「総合」の学ぶ上で補助線的な役割を果たすのではないかという話が印象的でした。

紹介されたモデルに関しては、こちらの論文 に詳しく書いてあります。

また、新コア・カリキュラムの「総合的に患者・生活者を診る姿勢」ということに関しては、当センター長春田先生が参加した対談が医学界新聞にも掲載されております。こちらもよろしければご覧ください。

https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2023/3521_01

今後も定期的にこのようなセミナーを開催しますので、ぜひご参加ください!

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レジデントデイ開催 http://www.keio-generalmed.com/archives/850 Sun, 18 Jun 2023 05:48:09 +0000 http://www.keio-generalmed.com/?p=850 慶應総合診療科の第1回レジデントデイを開催しました。 専攻医2名に対して指導医3名という豪華な指導体制です。 今回は「ポートフォリオを書いてみよう」というテーマでレジデントデイを行いました。 ポートフォリオをなぜ、どのよ >>続きを読む

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慶應総合診療科の第1回レジデントデイを開催しました。

専攻医2名に対して指導医3名という豪華な指導体制です。

今回は「ポートフォリオを書いてみよう」というテーマでレジデントデイを行いました。

ポートフォリオをなぜ、どのように書くのかという事前のレクチャーを行い、それぞれの専攻医の先生にポートフォリオの題材を発表してもらいました。

1例目は、若い患者さんの生活習慣病の患者さんで、なかなか行動変容がすすまない人に対して患者中心の医療という切り口でふりかえってみました。

・患者さんが「できていないこと」を正直に言ってもらえたのはいい医師患者関係ができている証拠

・患者さんが「やろうとしてできなかった」のか「やろうとも思っていなかった」のかを区別することが大事

・若い人の生活の中心は仕事なのでは?社会的な背景をどのように聞き出したらいいか

・外来の強みは継続性なので、点ではなく線や面での関わりを考える

・生物、心理、社会的問題の要素を抽出したあとに相互作用に着目して全体像を捉える

 

 

2例目は、動悸で救急外来を頻回受診する認知症の患者さんに対して、救急外来でケアの分断に着目して介入した事例でした

・救急外来で認知機能評価までして、アドバイスをしたのは素晴らしいかった

・認知症を疑ったら、どの型なのかまで考える癖をつけるとよい(型によって予後や介入方法が異なる)

・ケアの分断が起こる背景は?クリニックと病院の違い、救急外来の役割や寄与している影響は?

・Carer's Careの視点で、介護者を労ること

・他の職種を巻き込んでみる(ケアマネ、看護師など)

・患者さんと介護者の関係性は?受診をしたいのは誰なのか?

 

ポートフォリオにするつもりで日々の症例を振り返ることで、家庭医の理論と実践を結びつけて成長につながるということを共有しました。

慶應の総合診療プログラムでは、今後も定期的にレジデントデイを開催してローテーションで離れ離れでも一緒に学べる機会を提供していきます。

 

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